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コンピューターがない時代に世界最強の暗号に挑む! 「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」の感想

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(字幕版)

あらすじ

https://www.youtube.com/watch?v=Lzd7MAd0J5A

第2次世界大戦下の1939年イギリス、若き天才数学者アラン・チューリングベネディクト・カンバーバッチ)はドイツ軍の暗号エニグマを解読するチームの一員となる。高慢で不器用な彼は暗号解読をゲーム感覚で捉え、仲間から孤立して作業に没頭していたが、やがて理解者が現れその目的は人命を救うことに変化していく。いつしか一丸となったチームは、思わぬきっかけでエニグマを解き明かすが……。

ナチスの暗号エニグマを解読せよ!

エニグマ

映画のおもしろさの1つに「目標を達成する過程」があります。

この映画の「目標」は「ナチスの暗号『エニグマ』を解読すること」。 エニグマの暗号の鍵は159,000,000,000,000,000,000通り。 総当りで試した場合、10人の人間が1日24時間働き続けても調べ終わるまでに2000万年かかる計算です。しかも暗号の鍵は1日経つと別のものに変わってしまいます。つまり人力では解くことが不可能。 そこでアラン・チューリングが 「機械で作られた暗号は機械に解かせればいい」 とひらめき、暗号解読マシン「クリストファー」の開発に取り組みます。 この燃える設定だけで大傑作間違いなし!

現在ならエニグマのような暗号も「コンピューター使えばいいじゃん」で済むのですが、1939年はコンピューターというものが影も形もない時代。 この映画では暗号解読に挑むコミュ障の天才数学者の姿を描きながら、最終的にコンピューターの誕生も描いています。 「機械に計算させる」という概念が理解できないイギリス軍の上司にプレッシャーをかけらながら、暗号解読に向けて一歩一歩進んでチームの姿になっていく姿にグッときまくり。特にクリストファーが壊されそうになるシーンは自然に涙ザバーでした。

そして後半、「あるきっかけ」でついにエニグマの暗号を破ることに成功! すでに史実で結果は分かっているのに大興奮。自分も映画の登場人物になって「やったー!」と一緒に喜びたくなるくらい、このシーンの高揚感は今年見た映画でナンバー1でした。 同時にそれは悲しい結末の始まりだったのですが、「自分は他の人たちと違う」というコンプレックスを抱えた人が世界を救う姿、そして現在僕らが使うパソコンに繋がっているかと思うと胸が熱くなりまくりです。よい映画。

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