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「ベター・コール・ソウル」シーズン1の感想を見るたび書く

ベター・コール・ソウル シーズン1 COMPLETE BOX(初回限定版) [DVD]

僕が見てきた海外ドラマでダントツナンバー1は「ブレイキング・バッド」。 後半の展開を思い出すだけでも少し胸が熱くなります。 そのスピンオフ作品「ベター・コール・ソウル」がNETFLIXで配信されていると知って早速見始めました。 こちらにはエピソードを見るたびに感想をどんどん追加していこうと思います。

「ベター・コール・ソウル」とは?

https://www.youtube.com/watch?v=NMLFQQkJqnEブレイキング・バッド」で主人公たちを助ける弁護士「ソウル」を主役にしたスピンオフ。 舞台は「ブレイキング・バッド」の6年前。 まだマフィアと繋がっていない、そして「ソウル・グッドマン」と名乗る前の貧乏弁護士ジミー・マックギルの物語です。

エピソード1「駆け出し」

ジミー・マックギルはぱっとしない弁護士。いかがわしい今までの人生にけりをつけ成功したいが、ろくでもない事ばかりに巻き込まれる。

前日譚というだけでたまらないけど、序盤でマイクが少し出てきてテンション上がる!

でも肝心の主役ソウル(ジミー)が「ブレイキング・バッド」の時みたいにやり手な感じが全くしない。 地味、みじめ、少し自信なさげ。

「うーん」と思っていたら、後半の当たり屋作戦から急におもしろくなってきた。全く予想外の展開にドキドキ。 そして最後にトゥコ・サラマンカが登場! これは続きが気になるなぁ。

エピソード2「トゥコ」

ギャングに命を脅かされるジミー。生きるも死ぬも弁護士の本領である自分の説得力にかかっていた。

トゥコに自分たちが殺されそうになったのを、なんとか口だけで切り抜けたジミー。 これが本人の自信につながり、そしてお金を稼がないといけない状況もプラスされ、大きな変化が。 次第に「ブレイキング・バッド」での、僕らが知っている「ソウル」の片鱗が見えてくる。

このジミーが変わっていく姿がとても丁寧に描かれていて大興奮。画面に釘付け。 おもしろすぎる。これはすごい作品なのではないだろうか。

エピソード3「ナチョ」

ジミーの危険な依頼人を警察が拘束した。ジミーを告発する依頼人だが、ジミーは全く違うストーリーを警察に示し保身に走る。

自分がきっかけを作ったけど、なんとかケトルマン夫妻にピンチを知らせようと電話するジミー笑った。 結局、夫妻は行方不明に。 「ついにナチョが誘拐殺人をやったのか!」と思ったら、本人は否定。 この、登場人物も観客側も想像していなかった展開になっていくのが「ブレイキング・バッド」っぽくてたまらない。

一体、夫妻を誘拐したのは誰なのか? ラストのくだらなさが最高だった。

そして、第1話、第2話と、ちょっと顔出し程度だったマイクが、ついに物語に絡んできて興奮。

エピソード4「ヒーロー」

華々しい法律事務所の世界とは無縁の弁護士ジミー。なんとかビジネスを大きくしたいと必死な彼は、看板を掲げることにしたのだが…。

ケトルマン夫妻に「あなたは有罪の人が雇う弁護士だから」と弁護を断られたジミー。 夫妻から受け取った3万ドルを何に使うかと思ったら、アホすぎて笑った。 わざわざ高いスーツを買ったのは、そういうことだったのか…。

そして後半の看板のくだりは、くだらなさ、スリル、そして何が何でも必死に目立とうとするジミーの必死さが合わさって、いろいろな感情が入り混じった名場面に。最高。 今のところ、1話ごとにどんどんおもしろくなっている。 ジミーとマイク、トゥコが死なないのは確定だけど、「ブレイキング・バッド」に出てこない他のキャラたちがどうなっていくのか気になってしょうがない。

エピソード5「羊飼いの少年」

ジミーは生活のためにあらゆる法律相談に乗るが相変わらず実入りが悪い。そんな中、騒動を起こし入院した兄のチャックをジミーは思いやる。

第3話、第4話と盛り上がったので1回休憩の回。 看板の件をニュースに取り上げられたジミーに依頼が殺到!…と思ったらの依頼人は変人ばかり。笑った。

そしてジミー兄の電磁波問題も進展が。 病院送りになるのか、それとも今後何か事件を起こすのか。 どちらにしろ、いいことが全く起こりそうになくて落ち込む。

ドラマの最後、マイクに不穏な空気。 この頃ってマイクの孫娘はまだ赤ちゃん? まだガスとは出会ってないということなのかな? 気になる。

エピソード6「警官」

頼み事があるというマイク。嫌がっていたジミーだが結局手を貸し深みにはまることに。だが、マイクはそこで収まらなかった。

ジミーの出番は最初だけ。今回は完全にマイクが主役。 過去と現在を行き来しながら、マイクがどんな警官だったのか、フィラデルフィアで何をしてアルバカーキにやってきたのか描いてる。 悲しすぎる。 最後の告白はジーンときた。

エピソード7「ビンゴ」

ジミーを頼ってきたある依頼人の一件で彼は岐路に立たされる。解決を図るため、ある人間に手を貸してもらうが、心の中は複雑だった。

ジミーとマイクの間で奇妙な信頼関係が芽生えてきているのが微笑ましい。 ケトルマン夫妻のばかばかしさ、悪徳弁護士に(今はまだ)なれないジミー、借りをきっちり返すマイク。 今回も最初から最後までニヤニヤされっぱなしだった。

第1話から続いたケトルマン夫妻の話も今回でとりあえず一件落着。 ということは、次回から新展開なのかな?

エピソード8「RICO法」

養護施設の不正を暴くため証拠集めに奔走するジミー。チャックはそんなジミーを手伝うことで元気を取り戻していく。

一気に本格的な弁護士ドラマに! そしてこれがもう最高におもしろい! 老人ホームの不正に気づいたジミーがどんどん才能を開花させていく爽快感。(ゴミ箱のシーン笑った) そんなジミーを手伝ううちに電磁波恐怖症を忘れるほど元気になるチャックも素敵。 ラストの敵弁護士との面会シーンは画面に釘付けだった。

ドラマはあと残り2話。 このままうまく話が進むのかな? いや、「ブレイキング・バッド」のことを考えると2転3転するのか? 最初はうざいだけだったチャックが、急に頼もしく、そして親しみがある人物になってだけに退場してほしくないなぁ…。

エピソード9「ピメント」

案件が自分一人の手に負えないと判断したジミーはプライドを捨て意外な人物に助けを求めに行く。一方再び仕事を探し始めるマイク。

訴訟の規模が大きくなりすぎて、チャックの説得もありジミーは渋々HHMに案件を持っていく。 スムーズに進んでいたHHMへの案件譲渡の話だったが、「ジミーがHHMに入るのだけはダメ」と言われて破断。 ここで分かった。 ジミーは弁護士になりたかったのではなく、尊敬する兄の法律事務所で肩を並べて働きたかったんだ。

そしてラスト。 なぜジミーはHHMに入ることができなかったのか、衝撃的な事実が明かされる。 今までのエピソードですでに「分かっていた」ことだったんだけど、それにしてもつらい。悲しい。 泣きそうな顔のジミー見てると、こちらまで泣けてきた。

マイクは徐々にガスに近づいている雰囲気。最終話はどうなる?

エピソード10「マルコ」

故郷を訪ねたジミーは取り込み詐欺の共犯マルコと再会。すぐに勘を取り戻した2人はまた昔のように小銭稼ぎを始める。

最終話。 ジミーは集団訴訟案件をHHMに譲り、故郷に帰る。 再会した詐欺仲間マルコと行う詐欺がいちいち細かくて楽しい。演出もアホっぽくて最高。 そして、ある事件に遭遇することで「正しいことをしたい」と思っていた気持ちに変化が。

自分は兄のような弁護士にはなれないことを理解し、「すべりのジミー」らしい悪徳弁護士へ進むと決めたジミーは 「あの時邪魔をしたものは、二度と私を止められない」 と決意表明。 最初から最後までジミーの笑顔みたいに「哀しい笑い」なドラマだったなぁ。

全話見終わった感想

兄のような弁護士になりたいジミー、自分のせいで息子が死んでしまったマイク。 「ブレイキング・バッド」で描かれていた 「少しだけ道を踏み外しちゃったら、いつの間にかとんでもなく遠くに来てしまった」 が、このドラマでも語られていて2話目くらいからどんどん引き込まれました。傑作。

残念なポイントは、ジミーは「ソウル」に、マイクはマフィアになってないまま話が終わってしことでしょうか。 そのあたりは全部シーズン2(アメリカで2016年放送予定)でね、ってことだと思いますが全然待ちきれません! また「ブレイキング・バッド」見直そうかなぁ…。

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